のっぽっぽが入塾して初めての保護者会に参加しました。
今回は私1人で参戦です。知り合いもおらず、ドキドキしながら席に着きました。
保護者会では、各学年の目標や1週間の過ごし方などが説明されました。授業は2教科の場合、週に2日行われます。授業が終わるのは19時30分ごろ。その後、電車で帰宅すると20時になり、夕食とお風呂を済ませると21時半くらいになりそうです。
「うわ、これはなかなかハードだ…」とちょっと現実味が増してきました。
驚いたのが、授業後にも、対象者には最難関中学向けの特別講座が行われるそう。その子たちは一体何時に寝ているのだろう、と余計な心配をしてしまいました。
さて、この保護者会で、親としてはじめて「中学受験の伴走方法」を1つ学びました。特に衝撃だったのが、宿題のマル付けルールです。
計算のテキストは1日1回(20問)。が課せられますが、4年生のうちは子どもが自分でマル付けをすると間違いが生じやすいため、親がマル付けを行うとのことでした。その方法は次の通りです。
1回目・・・赤ペン 〇か×かのみを書き、答えは書かずにマル付け。間違った問題を解きなおす。
2回目・・・青ペン 〇か×かのみを書き、答えは書かずにマル付け。子どもが解説を読み、自力でやり直しする。
3回目・・・緑ペン 〇か×かのみを書き、わからなかった問題は先生に質問する。
国語の漢字問題も同じようなやり方で進めます。また、すべての問題はノートに書き写し、間違った問題は同じ色でテキストにもチェック☑を入れていきます。こうすることで、どの問題を何回間違ったかが一目でわかる、非常にスマートな方法です。
なるほど・・・テキストを見ればどの問題を間違ったのか、また何回間違ったのかすぐにわかるので、非常にスマートな良いやり方だと思いました。
…ただし。
この“完璧なやり方”が、そのまま家庭で実行できるかは別問題! 苦笑。
のっぽっぽ、計算自体は1回分(20問)を3分で解くほどスムーズなのに、
“直し”になると急にスイッチOFF…。
直しが嫌なのは、私も子どもの頃同じだったので気持ちはわかるのですが、
まぁ〜やってくれない。
本来は、その日のうちに20問全部にマルがつくまで直しを繰り返すという方法です。でも説明しても説得してもダメで、結局「直しは翌日に回す」という作戦にしました。
翌日に、直し+次の20問。この組み合わせでなんとか回しています。
実際、私もすぐにマル付けできる日ばかりではありません。
仕事後や夜ご飯後、寝かしつけ後…となると、どうしてもタイムラグは避けられず。
むしろ翌日まとめてやるほうが現実的かな、と判断しました。
親の負担と、のっぽっぽの“やる気スイッチ”の両方を考えたうえで、
わが家はこの形に落ち着いています。
そんなこんなで、入塾早々、親としての新しい役割をドンッと渡された気分です。
「伴走」と一言で言っても、実際にやってみると想像以上に大変で、正直ちょっと気が重くなる瞬間もあります。
親も子も壊れないよう、無理なく続けていければいいなと思ってます。

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